飲み会を忌避して病む人が増えたんじゃ仮説

2024/9/9作成

ネット民の論調をみていると、会社の飲み会は撲滅すべき昭和の悪習って感じですよね。仕事が終わった後まで上司や同僚と時間を過ごすなんてあり得ないと。それはそれで一つの考え方ですし、それでその人が幸せならそれでいいんですが、そうとも言えないかもしれないなぁという気がしたので書いてみます。

要するにですね、人って他人との会話によって救われる部分って実は結構大きいんじゃないかなっていうことなんですよ。たとえば昭和の時代って普段とちょっと様子が違う社員がいると上司や先輩が飲みに誘って、どうしたんだって話を聞いてくれたりしたんですよね。その人は仕事の上でかプライベートでかわかりませんが何か悩み事や困り事があったりしたんでしょうが、それが話を聞いてもらうことで解決したり、悩みが軽くなったりする効果ってあるんですよね。直接的に問題解決出来なくても、悩み事って人に聞いてもらうだけでも軽減する効果ってあるんですよね。

でも今時はそんなウェットなコミュニケーションは絶対悪として忌避されるようになってしまってる。そうすると悩んでいる人は一人でその悩みを抱え続けなければならないわけですよね。令和の今はプライベートが尊重されて進んだ社会ではあるでしょうし、それがメリットになる面も多いでしょうが、デメリットもあるんじゃないかなぁという、まあそんな話ですね。だからって飲み会を復活させればいいってもんでもないんでしょうけれども。有償で悩み事相談できるようなサービスが登場するといいんでしょうかねぇ。以前人に話を聞いてもらうのって大事だよねで書いたような話になりますが。