月並みな話しで大変恐縮ですが、Blueskyが招待性を廃止したというニュースを見て、Blueskyのアカウントを取得しました。我ながら、非常に流されやすいというか、わかりやすい行動ですねぇ。
さて、アカウントを取得したのは2月17日です。それから約2ヶ月経って、使ってみてどうだったかということを少し書き出してみたいと思います。
まず私がこの2ヶ月何を投稿したかというと、ツーリングレポートの写真です。写真に簡単なコメントをつけて投稿したところ、バイク好きな方が何人かフォローしてくださり、投稿するたびにいいねをくださるようになりました。しかしレスは一度もつかず、引用ポストは一度だけついたという状態です。非常に静かですね。
私はネットの有名人の方を何人かフォローしているのですが、それらの方が時々ポストしていますが、それに対する大きな反響というのも無いように思います。いいねはぼちぼち付いていますが、レスがいくつも付いていたりというのは見かけません。こちらも静かですね。
Blueskyに対して、初期のTwitterのようだという評があります。私自身はTwitterを始めたのは2010年頃なので、初期の頃の様子は知らなかったりします。それでも2010年頃でも、今のXのような荒れ果てたバトルフィールドではなかったような気はしますね。Twitterがネットバトルの主戦場になったのって、2010年代の後半くらいからでしたかねぇ。
Xがなぜ荒れるかというと、一つのは炎上中のポストがあった場合に、そのポストがおすすめとして多数の人のタイムラインに登場したり、トレンドになったりして、より炎上を加速するための仕組みがいくつも用意されているからですよね。Blueskyには今のところそういう機能はありません。単に実装が間に合ってないだけという可能性もありますが、ともあれ今はありません。なので炎上しても、それが加速するということはあまりないのでしょう。そもそも炎上してなさそうですけどね。有名人の方のポストですら、ほとんどレスが付かないわけですから。
ということで、現状のBlueskyは静かに独り言を書くのには適した場所になっています。だからといって何を書いてもいいわけではないでしょうけれど、失言しても大炎上はしなさそうな安心感はありますよね。別の言い方をすれば過疎っているとも言うのですが。でも、それによって安全な場所が保たれているのなら、利用者にとっては快適ということでもあるかと思います。
独り言を書くのには適した場所と書きましたが、本当にただの独り言を書きたいのであればメモ帳に書いてればいいわけですよね。それをわざわざネットの公開された場所に書くということは、他人に見てもらいたいという欲求があるわけです。Blueskyユーザにもその欲求があるわけですね。見てもらいたい。でも炎上はしたくない。こう書くと随分と我が儘な気もしますが、人の本音としては間違ってないと思います。求めるだけならどんな我が儘だってかまいませんよねぇ。
そして現状のBlueskyはそうした我が儘な要求を満たした、そこそこ良いバランスを保った場所になっているのかなという気がします。全く誰にも見られないというわけではないけれど、炎上するほど大注目を浴びるということもない。ほどほどに何かを書きたいという場所としては、ちょうどいい塩梅なのかもしれません。
もっとも、この塩梅が未来永劫続く保証はもちろんありません。もしかしたらBlueskyが大人気SNSになって人がどんどん集まってくるかもしれませんし、逆に過疎化が進んで誰も使わなくなってしまうかもしれません。
なんか取り留めのない話ではありますが、とりあえず現状のBlueskyについておもうところはこんな感じです。また何か思いついたら書き足していくことにします。