練習による認知負荷軽減の話

2023/12/20作成

いろいろスポーツの本とかも読んでみて、やはり反復練習によって脳の記憶を最適化し認知エネルギーを使わずにできることを増やしていって、空いた認知エネルギーをより難しいことに回す... というのが、人間のやってることなんだなというのがわかる

— naoya (@naoya_ito) December 16, 2023

なるほど!なんとなくそういうことかなという気はしていたのですが、綺麗に言語化されると概念として物凄く理解しやすくなる。さすがです。

以前、楽器が演奏出来るってこういうことかなに書いたことにも通じる話かなという気がします。楽器を操作することを無意識に出来るようになると、どのような演奏をするかというところに意識が割けるようになると。そうか、それは認知エネルギーという言葉で表せたんですね。

これ、他の分野でも共通の話ですよね。本を読めば書いてあることを勉強する意味なんてないという話があったりしますよね。そうではないと。基礎的なところは頭に入れておかないと、何かを理解するのにいちいち本を調べないといけないので時間がかかる。時間がかかるだけではなくて、都度思考の流れが阻害されるので、結局全体を理解できなくなる。なので、ある道に秀でた人というのは、頭の中に格納している情報が膨大であるのが通常ですよね。

また、認知負荷を下げる方法は反復練習だけではないんですよね。naoyaさんはもちろん認識したうえで書いてるんだろうけれども、プログラム開発でいうところのモジュール化もそれに相当しますよね。内部の詳細情報を隠蔽してモジュールにすることで、上位のプログラムを書く際の認知負荷を下げるわけですね。

こうして考えると、いかに認知負荷を下げて本来取り組みたい課題に集中できるようにするかってのが大事ってことなんですねぇ。