日本人は遊びを知らないってのはほんとそうで。
— 咲来さん@ (@sakkurusan) December 12, 2023
たとえば4泊5日で北海道行くとなった場合。
札幌の都心とか、ニセコに4泊5日滞在してのんびりと温泉行ったり、郊外をぶらりとドライブしたり、うまいもの食べて同じ場所で過ごす人よりも。…
まるで昔の自分を見るようで、むずむずするというか、あいたたというか。いやー、若いっていいですね。このポスト主が若いかどうか知らないんですが。
私はツーリングレポートで書いている通り、バイクでロングツーリングであちこちに行ったことがります。ツーリングでは宿泊はキャンプ場、ユースホステル、ライダーズハウスなどを主に利用するのですが、そこでは同じようにバイクや自転車や徒歩で旅している人たちが集まって、夜には酒盛りが行われたりということもたびたびありました。
私も含めてですが、それぞれ旅好きでこだわって旅をしていますから、旅のスタイルに一家言持っていたりします。そしてみんなが共通して言うのが、いわゆるツアー旅行の否定。あんなものは本物の旅ではないと言います。私も以前はその考えに同調してました。
自分の旅のスタイルにこだわりをもっているのはいいと思います。それぞれ、譲れないことはあるでしょう。ただ、それをもってして他人の旅のスタイルを否定するのはどうでしょう。別にいいじゃないですか、他の人がどんな旅をしていようが。本物の旅、正しい遊び方。そんなもんあるんですかね。当人が楽しんでいれば、それで何の問題があるというのでしょう。毎日ギチギチに予定を詰め込んだ旅をしている人がいて、ポスト主さんにどんな実害が生じたのでしょう。多分何の実害もないですよね。であればほっておけばいいだけのことではないでしょうか。
極端な例で思い出しましたが、サッカー日本代表が初めて本選に出場することになった1998年フランスワールドカップ。当時0泊4日の応援ツアーというのが企画されていました。フランスまで飛行機で行って現地を電車かバスで移動してスタジアムに到着。試合を見終わったら即座にまた移動して日本に戻る。途中ホテル宿泊は一切なしの強行軍。多分ポスト主さんから見れば、愚の骨頂のような旅なんでしょうね。せっかくフランスに行ったんだったら長期滞在してパリのカフェで朝食を楽しんだり、ルーブル美術館を何日もかけて鑑賞したりというのが正しい旅行であると言いそうです。それがポスト主さんのやりたいことであればやればいいんですが、ご自分が思う正しい旅行をしていない人を否定する必要はどこにあるんでしょうかね。
似たような話に、旅先で写真ばっかり撮ってるって批判もありますね。ちゃんと自分の目で見ろよと。これも自称「本物の旅人」さんに多いような気がします。極まった人だと、自分は心の目に焼き付けるから、写真は一切取らないと自慢気に仰います。それはまあ当人の好き好きなので勝手にやればいいんですが、個人的な経験からすると心の目は結構あてにならなくて、旅から帰ってきたらあっという間に忘れて思い出せなくなりますよ。写真撮っておくと、後からでも思い出せるんですけどね。まあ、それも含めて人の好き好きではないでしょうか。