首都圏「実家暮らし」は何歳までアリなのか?大人ばかりの親子5人暮らしに57歳父はイライラ
なるほど。なるほど。子供部屋おじさん/おばさん問題の親から見た視点という感じですね。タイトルがうまくまとまってて内容を表してますので、要約はパスしますか。以下、読んで思ったことを適当に書き散らします。
まず言えるのは、父親が大人になったら一人暮らしをするべきだってのは、あくまでも自分の経験をベースに語ってるだけですよね。かつての日本ではそういう流れがありましたが、あくまでも高度成長期からバブルの頃までの話。それ以前は長男はそもそも家を継ぎましたし、それ以外の兄弟も家から結婚して独立するのが一般的だったかと思います。そしてバブル崩壊以降は若者は経済的に困窮してますから、そもそも一人暮らしは困難です。加えて言えば、父親の時代に若者の一人暮らしが一般的だったのは、地方で生まれ育った若者が進学や就職で都会に移動したからでもあるんですよね。そうして都会に出てきた世代が今は親になっているわけで、その子供世代にとっては最初から都会に住んでいるんだから移動する必然性もありません。
では父親が一方的に間違っているかというと、そうとも思えない。この記事はあくまでも父親の目線から書かれているからその範囲での解釈ですが、母親が毒親チックであるなぁとは感じます。子離れ出来てなくて、いつまでも子供を子供扱いして自分に依存させて満足してしまっている。そして子供の方もそれが楽なので、いつまでも子供を演じてしまっているという共依存状態。個人的には精神的にも成長してきたら、親と同居してるかどうかはともかく、精神的には親離れするもんだろうなと思うんですが、この子供たちはそうではなさそうな雰囲気がします。
最後に付け加えるなら「子どもたちに生活能力がないのは妻の教育のせいだと思います。娘も息子たちも家事ひとつできないなんて、ちょっと恥ずかしいですよね、今の時代」というのはどうかと。子供の教育を母親に任せっきりで何もしてこなかった父親ってのは、ちょっと恥ずかしいですよね今の時代。