最近ふと思ったのですが、郵便受けに投函されるチラシが以前より減ってきたような気がします。正確に枚数を数えてたわけではないので、ただの体感の話ですが。でもまあ、これだけネットが発達してきましたので、物理的なチラシの需要も減ってるだろうなぁという気はします。
もっとも、チラシ以上に減ってるのが実際に必要な郵便のやり取りです。こちらもネット上で出来ることが圧倒的に多くなりました。友人や親せきとやり取りするのに、わざわざ手紙やハガキを書くこともまずありません。せいぜい年賀状くらいですね。その年賀状も、もうやめましたって人もずいぶん増えてきてます。つまり、郵便受けってかつてに比べると使用頻度が随分下がってきてるなぁと思うわけです。
似たものに固定電話があります。携帯電話がほぼ100パーセント普及しましたから、電話で連絡したい場合はケータイにかけるのが普通になりました。そもそも電話することも減って、大抵はLINEなりで連絡をとるわけですけれども。ともあれ、固定電話にかけて家族から本人に繋いでもらうってことはかなり減りましたよね。固定電話にかかってくるのは営業電話かオレオレ詐欺くらいなものですから、むしろ固定電話を撤去した方が面倒がないわけです。
実際のところ、携帯電話という代替手段があることで固定電話を解約しましたって人はかなり増えてきてるそうです。若者が一人暮らしするときも、そもそも最初から固定電話を設置しないのが普通だそうですし。パソコン通信のためにアパートに固定電話を頑張ってひいた私としては隔世の感があるところですが、それは自分語りなので置いといて。
うーんと、だから何を言いたいかというと特に言いたいことはなくて、固定電話と郵便受けのどちらも必要性が減ってきていて、やってくるのは広告と詐欺ばっかりという状態が似てるなぁと思ったのでちょっと書き出してみた次第です。
(2023/10/24追記)
ふと思い付いたんですが、コミュニケーションインフラって末期は広告と詐欺だらけになってしまって、いずれ誰も使わなくなって廃れていくというサイクルがあったりするんでしょうかね。固定電話と郵便についてはまさにそのステージに入っているところですし、電子メールも似た状況にあるような気がします。実際に廃れ切ってしまうには、それぞれまだまだ長い時間がかかるでしょうけれど。SNSのX(旧Twitter)とFacebookなどもまもなくそのサイクルに入る感じですかね。LINEもいずれそうなりそう。