アドベントカレンダーの記事でアウトプットとわたくしというのを書きまして、そこに書こうかなと思ったけど、ちょっと黒いかなと思うネタをこちらでこっそり投下します。黒いと言ってもそれほど真っ黒って話でもないんですけどね。何かというと、アウトプットの目的という奴です。
よくキラキラしたエンジニアさんが「アウトプットすると成長できます!スカウト来て転職できます!書籍執筆依頼来ます!有名なカンファレンスで登壇依頼来ます!」なんてことを仰ってます。嘘だとは言いませんよ、そのエンジニアさんにとっては真実なんだと思います。でもそれ実際に起こるのって少数の選ばれた人だけなんですよね。100人くらいは居るかな。でも1000人は居ないですよね。一方 Qitta だけでもユーザ数は何十万人居ると思ってるんですかって話ですよね。ということで、キラキラ話はウソでは無いですし、目指すのは自由ですし、目指す姿勢と行動が大事ってのもそうでしょうけれども、結果が出るとは限りませんよってことですよね。ああ、我ながらネガティブ思考だな。実際アウトプットを四半世紀も続けてきてる私には、さっき挙げたようなキラキラしたことは一切起こっていませんから。
では私がなんでアウトプットするかというと、記事にも書いたように自分の備忘録が主です。日々、考えたり、調べたりしたことを書き留めておかないと忘れるから。つまりおもな読者は自分。であればチラシの裏に書いておけばいいわけですが、まあ多少の自己顕示欲があるから人の目につくところに書いていると。実は本当に黒いことは人の目につかない別の場所に書いてるんですけどね。
主な読者は自分ですから、時々読み返したりもしてます。それによって思考が深まることもあるので効果はあるんですが、一方で自分で書いたものを自分で読むのって最強のエコーチェンバーですから、そこは自覚しておかないと危険ですけどね。
ということで大した話ではありませんが、Qiita に書いた記事から削った節をここに書いて供養しておきます。