SNSやチャットでは大抵ユーザはアイコン画像を設定する機能があります。社内SNSとかなら自撮り画像でもいいんでしょうが、実際には自撮り画像の人って少ないですよね。かくいう私も社内SNSですら自撮り画像は使ってません。
自撮り画像でない場合、絵が描ける人は自分でイラスト描けばいいですし、身近な小物の写真を撮って使ってる人も多いですね。あとはアイコン生成サービスを使うとか。デフォルトのままにしている人ももちろんいますけど。そして、意外と多いのがネットの拾いもの画像を使ってる人。
拾い物画像の場合、著作権侵害の可能性もあるという問題もあるのですが、ここではそれは本題では無いので一旦置いておいて。もちろん著作権侵害は犯罪なので問題なんですが。ここで言いたいのは、拾い物画像だと他人と被ってしまうってことです。
アイコン画像って、見ていないようでいて意外と見てます。私だけかもしれませんが。発言を見たときに、アイコンを見てこれは誰それの発言だなという認識をしているときが多いです。大抵は名前も表示されてるんですけど、やっぱり文字よりも画像の方が認知が早いんでしょうね。
アイコン画像が実質的に発言者の特定に使われているわけなんで、アイコン画像は人と結びついていて欲しいんですよ。当たり前ですが。本人だけのオリジナル画像を使っている場合はアイコンから本人が特定できます。でも拾い物画像を使ってると、他人と被ってしまうことがあるんですね。
そんなレアケースあるんかよって思うかもしれないですが、これが実際にあるんですよ。SNSを眺めてて、このアイコン誰それさんだよなと思ってプロフィールを見に行くと明らかに違う人。でも自分の中ではアイコンと誰それさんが既に結びついているので、認識がバグってしまう。厳密にはかっていませんが、年に1回くらいはあります。そしてこんな記事を書いてるくらいですから、つい最近にもあったんですね。
ということでアイコン画像は出来るだけ拾い物画像は使わずにオリジナルなものを使いましょうという意見なんですが、これ難しいのは自分がオリジナル画像を使っていても、それを誰かに勝手に拾われてしまう可能性がゼロではないってことなんですよね。時にはオリジナルを使ってる人よりもパクった人の方がSNSで有名になる逆転現象が起きてしまったりとか。これはちょっと簡単には防げないので、困ったなぁというところなんですが。