前提条件として「就職できないなら」とありますよね。ただ単に起業を勧めてるわけじゃなくて、就職浪人になった場合に起業を勧めているわけですよね。だったら別にいいんじゃないでしょうか。失敗前提で起業したら。
就職に失敗して起業もしなかったら、残された道はフリーター、ニート、進学くらいですよね。進学はまあいいとして、残りの二つはキャリア形成に寄与しないですよね。
例えば、3年後に再び正社員を目指して就職活動をするとした場合に、
- 三年間フリーターしてました
- 三年間自分の会社してました。倒産したけど
だとしたら、後者の方が就職に有利じゃないでしょうか。色々経験を積んでいる分だけ。
だから、キャリアパスの一環としての起業はありじゃないかと私は思います。ただ、リスクヘッジだけはきちんとしておかないと危険です。具体的には、潰れても借金が残るような方法はまずい。幸い、IT系をはじめとして低コストで起業できる環境は揃ってきていますから、方法を間違えなければ大丈夫じゃないでしょうか。