どのタスクから手を付けるか

2020/7/9作成

日々たくさんのタスクが発生し、それを次々にこなしていってるわけですが、どのタスクから手を付けるかという話です。

仕事術でよく紹介されるのは、タスクを重要度と緊急度の2軸で分類するというものですかね。重要で緊急なタスク、重要で緊急でないタスク、重要でなく緊急のタスク、重要でなく緊急でもないタスクの4種類に分けられると。当然ながら重要で緊急なタスクから手を付けていくわけですが、これが片付いたあとに次をどうするか。多くの人は重要でなく緊急のタスクから手を付けてしまうが、そうすると重要で緊急でないタスクが後回しになってしまう。重要なタスクを後回しにし続けると、長い目で見ると成果に大きな違いが出てしまう。だから、重要でなく緊急のタスクではなく、重要で緊急でないタスクから手を付けるようにしよう、ということです。

この話にはなるほどなと感心するのですが、実際にはその場になってうまくタスクに手を付けられるとも限りません。事前のタスクばらしが不十分で、着手するには時間の見通しがたたなくて躊躇してしまうこともあります。これはまあ、タスクばらしをしっかりしてない自分が悪いんですけどね。それとは別に、単純にそのタスクに気が乗らなくてなんとなく手が付かないというようなこともあります。学生時代の勉強とか思い出すと、とてもとても当てはまったりするんですけども(汗

ということで結局は、なんとなく目の前にあるやりやすそうなタスクから片づけてしまっていることが私の場合は多いです。結果的に重要でなく緊急でもないタスクからだったりすることも多々あります。とてもダメダメな感じですね。仕事ができる感じがしませんが、実際仕事デキるタイプでもありませんので、そうなんでしょう。

ただ、とりあえず目の前のやりやすそうなタスクから手を付けるというのは、利点もあるんじゃないかとも思ってます。自分に対する言い訳とも言いますが。一つは、タスクを片づけているうちにペースをつかんでいって、次々にタスクをこなせるようになるということ。やる気の話でよくある、とっかかりがなかなか難しいというやつですね。とにかくやりやすいことから着手して、手を動かすという状態を作りだす。そうすれば次のタスクにも取り掛かりやすというわけです。実際、手を動かし始めるとペースがつかめるなと感じることは多々あります。

もう一つは、重要でなく緊急でないタスクであろうとも、とにかく目の前からタスクが一つ消えることのメリットです。私はなんちゃってGTDでタスク管理をしてるのですが、このタスクリストは結構な分量になっています。タスクリストが大きくなると、見通しも悪くなりますので、タスクリストを見るのすら億劫になったりもします。そこで軽めのタスクをとにかくこなしていってタスクリストから消えていってくれると、タスクリストが見やすくなって見通しも立てやすくなるというメリットがある。と思ってます。実際のところとしては、そんなタスクはこなすことなくタスクリストから消してしまえってのがGTDの教えなんじゃないかなとも思うんですが。なかなか実践できてませんね。

あと、時間帯による配分ってのもありますね。午前中の頭の冴えている時間帯に頭を使うタスクをこなすといいという話も、仕事術ではよくでてきますね。昼食後で眠くなる午後だったり、疲れてしまった夕方には、単純なタスクを割り当てるのがいいと。これもわかってはいるのですが、なかなか実践できてません。つい午前中の一番最初に力仕事のタスクをこなしてしまって、その日はあとは頭を使うことは全然できなかったりとかもしょっちゅうです。

(2020/7/20追記)

書き忘れてたことが一つ。自分の手元からボールを出来るだけ離すようにするというのもありました。

タスクには自分自身だけで完結できるもの以外に、他の人と協力してこなすものがあります。そのとき、自分の判断とか作業で停滞していると、他の人の手が止まってしまったりしますね。そうすると全体の進捗に悪影響を及ぼしますので、出来るだけボールは自分の手元には置かないように、早め早めに手放すように心がけています。いつもそうできているとは限りませんけどね(^^)