学生の甘さ

2009/12/20作成

竹熊さんのtwitterから

たぶん、この講師は甘いから手抜きでも大丈夫だという噂になっているんでしょう。RT @itoshinya: 偶然だけど、今年私はある大学で全く同じ経験をしました。決して偏差値の低くない学生が、こちらの出す課題をどうやら遊び半分で考えているようでした。なぜだ? RT @

— 竹熊健太郎《地球人》 (@kentaro666) 2009年12月19日

とりあえず、今年度の多摩美マンガ文化論は、相当な数の赤点が出ると思うので思い当たる学生は覚悟していてほしい。

— 竹熊健太郎《地球人》 (@kentaro666) 2009年12月19日

今年の多摩美の俺の課題は、過去最悪の水準かもしれない。学生のレベルは低くないはずだが、あきらかに課題を舐めている。さて、どうするか。

— 竹熊健太郎《地球人》 (@kentaro666) 2009年12月19日

逆にいえば、僕に「教わっている」学生の皆さんは、学校にいる間は僕をおおいに「利用して欲しい」と思う。こっちを利用しよう、ぐらいに考えるやる気のある学生は大歓迎だ。ギブ・アンド・テイクこそは人間関係なんだから、へんに気を使う必要はない。

— 竹熊健太郎《地球人》 (@kentaro666) 2009年12月19日

二つの話題だけど根っこは一緒だと思うのでまとめて。

なんつうか、20年前の学生の意見としては、それは学生を買いかぶりすぎってもんではないかと思う。ほとんどの学生は「先生を利用してやろう」なんて意識高くないです。私は偏差値はそんなに高くなかったけど、多分偏差値が高い学校でも似たようなもんでしょう。

多分竹熊さんは「自分が同じくらいの年齢の頃は出来ていた。他にも出来ている知り合いはいっぱいいる」と思っていると思うんですが、それは竹熊さんが"出来る人"であって、周りにも同じく出来る人が集まっていたということだと思うんです。

だから、あんまり学生に期待しすぎないほうがいいんじゃないですかね。たまに"当たり"の学生がいたらラッキーくらいで。ちなみに、こういう"意識高くない学生"は大なり小なり社会人になっても意識は対して変わりません。社畜になって上司に言われたことをただ言われたとおりにこなすロボットになるだけです。大半の人間がそうなんです。社会人歴の最初からフリーランスなんて竹熊さんの常識は通用しないんです。