骨髄バンクNEWS Vol.40

2012/7/7作成

骨髄バンクNEWS Vol.40が届きました。ええ、私は実は骨髄バンクに登録しているのです。登録してるだけで、ドナーになったことはないですけれどね。

私のような心の汚れきった人間が骨髄バンクなどに登録しても「偽善だ!」と指摘されるのは分かりきっているのですが、まあ「しない善よりする偽善」がモットーですので登録しております。実際にはドナーになったことがないから、偽善ですらないのですけれどね。

ちなみに骨髄バンクに登録したきっかけは、本田美奈子.さんのポスターを見たからでした。あのポスターにやられました。以前は動画も掲載していたと思うのですが、今探してみたら2006年度作品|ACジャパンの小さな画像しかありませんでした。いいポスターだったと思うんだけどなぁ。少なくとも私はそのポスターを見て心を動かされて骨髄バンクに登録したわけですから。今更ながらだけど、手に入らないものかしらん。まあそれは余談。

ところでこの骨髄バンク。登録したときにも思ったのですが、適合してもドナーにならなくても構いません。実際の移植の手続きが始まってからは無理ですが、最終同意までであればいつでも適合者の一存で不同意することができます。それはドナーにもそれなりにリスクや負担があるから当然と言えば当然なんですが、ただよーく考えてみるとそこで不同意するのってなかなか大変なことですよね。何でかと言えば、適合したということは、当然ながら移植を待っている患者さんが確実に存在するわけですから。自分が移植に不同意した場合、その患者さんは今回は移植を受けられないことになる。次回のチャンスがあればいいのですが、もしかしたらそれが生死の分かれ目になる可能性だってある。そう考えると、自分が不同意するということの重さが重いなぁと思うわけです。

だからといって別に適合した人は必ずドナーにならなければならないと言っているわけではありません。繰り返しになりますが、ドナーにもリスクや負担がありますし、様々な事情でそのタイミングではドナーにはなれなくて不同意するということはあるでしょう。ただ単に、自分がもし適合したらどうしようということを今から考えているだけにすぎません。

なんかとりとめのない話になってしまいましたが、半年に一回送られてくる骨髄バンクNEWSはこういったことを考え直させてくれるいいきっかけになっています。いつもありがとうございます。