2012年2月1日
削除依頼を8件削除対処。即時削除を5件削除対処。1件はタグは貼られているものの理由が明記されていないので、不十分としてタグを剥がして対処。
索引の赤リンク除去作業も少しする。作業に慣れてきたので、ちょっとは効率よく進められるようになってきたかな。それでも果てしないんだけど。
2012年2月2日
削除依頼を1件削除対処。即時削除を2件削除対処。今日はあんまり対処できる案件がなかった。
索引の赤リンク除去作業も少し。
「ホノルルマラソン」について、書籍から出典を付けられるところに付けていく。冗長になってしまった部分もなきにしもあらずだけど、出典が無いよりはずっといい。
2012年2月3日
削除依頼を5件削除対処。正確にはもう1件。一つの記事に版指定削除依頼が2件重なって出されたもので、対象となる版が重複していたので、対処は一度だけど、依頼は2件に対処したことになる。ややこしいけど、そういうこともあるのね。
削除依頼で1件コメント。存命人物の個人情報の記載がされているとして版指定削除の依頼がなされていた。具体的には誕生日。本人が公表していないなら確かに問題なので削除が必要だね。でも、もしかしたら公表されているのかもと思ってぐぐってみたら、はてなキーワードには思いっきりそのまま載ってたよ。いいのか、はてなキーワード。はてなキーワードもウィキペディアと同じく、ユーザが自由に書き換えられるわけなんだけど、プライバシー案件とか著作権侵害案件とかはどうしてるんだろうね。削除依頼のような手続きは無いような気がするから、運営がチェックして削除してるんだろうか。
ま、はてなは置いといて問題の人物について。「-wiki」とか「-はてな」とかして検索結果を絞っていったところ、電子書籍サイトの書誌情報に誕生日が記載されていた。このサイトは出典として使うには弱い感じがするけど、そこで紹介されている本には誕生日も記載されているかもしれないね。図書館で取り寄せて調べてみるか。ということで、削除依頼ページにそのようにコメントをする。
即時削除は8件削除対処。それにしても、移動の残骸のリダイレクトがどんどんたまっていくね。なんでかっていうと、現在「Wikipedia‐ノート:即時削除の方針#移動元リダイレクトをSD対象から外す提案」というのが議論されていて、もうすぐ方針が変わる可能性があるからだろうね。もしかしたら数日中に即時削除対象でなくなる可能性があるわけだから、今急いで対処して削除することもないんじゃないかと思う。
おでかけして図書館に行き、さっきの資料の取り寄せを依頼する。数日中には結果が出るでしょう。
索引の赤リンク除去作業もぼちぼち。ところで、赤リンクを調べていると大抵は削除された痕跡にたどり着くんだけど、結構な割合で「Wikipedia:削除依頼/YOSHI438およびYOSHI438/同一人物と思われる利用者による新規作成記事」にぶち当たる。この案件、なんと1600件もの記事が削除されたという巨大案件。ふはー。削除理由は著作権侵害。要するに資料を調べて執筆したんではなく、写ししたわけですな。それにしても1600件もの記事を立項しただけでもすごい労力だと思うのに、それが削除されるようなものだという自覚はあったんだろうか。ていうか、なかったからやったんだろうなぁ。この件については知らなかったけど、ウィキペディア日本語版の歴史の中でも結構大きな事件の一つになるんじゃないだろうか。
でまあ、多数の人の調査によって著作権侵害が判明して、これまた管理者の膨大な労力によって記事が削除されたわけだけど、問題の編集者はご丁寧に索引にも記載していたので、今こうして私が跡始末をしてまわっているわけだな。まあ、私のはほんとに物好きでやっているわけなんだけど。それにしてもなぁ。記事の特筆性が問われたわけではないから、問題を解消しての再立項は可能ではあるんだけど、それまで索引を赤リンクのまま放置しておくというのもなんなので一旦除去しておくことにする。
ところで出典付け作業。「ダイヤモンド・セレクト 2011年11月号 地球の走り方 Travel&Run!」という市民マラソンについてのムックが手元にあるので、この本で取り上げられている大会について出典をつけようかと思ったんだけど、意外と難しい。というか、このムックが体験談とかが主体で、あまり情報としてはまとまっていないので出典としては使えないというか。うーん、資料探しって難しいなぁ。
出典付けについて思うんだけど、正当なのは「出典の無い記事を見つける」→「出典になりそうな資料を探す」→「資料をもとに記事に出典を付ける」という流れだと思う。しかし、このやり方で資料を探していると、なかなか資料が見つからない。図書館で書名で探して取り寄せても、内容は全然違っていたりするのでかなり効率が悪い。で、逆転の発想として「出典として使えそうな資料をまず見つける」→「その資料で出典を付けられそうな記事を探して出典を付ける」というのが効率がいいのではないだろうか。もちろん、作業手順としては邪道だとは思うけど、結果としてウィキペディアの記事に出典が付けられれば、それはそれでいいわけだし。
という資料として「地球の走り方」が使えないかと思ったけど、残念ながらそううまくはいかなかった。しかしこれは資料の問題であって、手法としてはそれほど間違っていないと思うので、他の資料を見つけたらまた挑戦してみようと思う。
ちなみに「地球の走り方」にはいくつかの市民マラソン大会が特集されているんだけど、そのうちウィキペディア日本語版に記事があったのは「ニューヨークシティマラソン」「ホノルルマラソン」「奈良マラソン」の三つだけだった。そういう意味でも出典としては使えなかったわけだね。このうち、ホノルルマラソンについては他で探した資料で出典を付けた。ニューヨークシティマラソンは上記の通りで出典は付けられなかった。奈良マラソンについても「地球の走り方」では出典を付けられなかったんだけど、ぐぐってみると結構ニュース記事が見つかったので、それを使っていくつか出典を付けてみた。
それ以外の出典付けとして「Google AdSense」に少し。なんでこの記事かというと、自分が興味があるからなわけで(^^)。実際、日本でサービスが開始された直後くらいから私はAdSenseやってるし。全然儲かってないですけどね(笑)。
ちなみにGoogle AdSenseというのはGoogleが運営しているウェブ広告サービスのこと。このサービスがGoogleの主要な収入源でもあったりする。AdSense以前のウェブ広告は掲載されるウェブページの内容と広告の内容が関連付けられてなかったのであまり広告効果が高くなかったんだけど、AdSenseではGoogleがウェブページの内容を解析して、そのページに関連する広告を表示する仕組みになっているので広告効果が高い。今でこそ当たり前の技術だけど、登場した頃は画期的なものでした。
2012年2月4日
削除依頼は今日は5件削除対処。即時削除は対処できそうな案件なし。
索引の赤リンク除去もぼちぼち。それなりに進捗しているので、あと一週間くらいで終われるのではないかな。
「distributed.net」に出典を少し付ける。distributed.netというのは、分散コンピューティングによって様々な問題の解決に取り組んでいるプロジェクト。分散コンピューティングについては説明が面倒なのでぐぐってください(笑)。インターネット上で多数の人が参加しているプロジェクトという意味では、ウィキメディア・プロジェクトと似ていると言えなくも無い。ちなみに、私が参加しているプロジェクトでもあります。つまり、自分が好きなテーマってことですな。
ところで、distributed.netにしてもそうなんだけど私が付ける出典は今のところINTERNET Watchばっかりで偏ってるのがちょっと問題かなぁとは自分でも思ってる。ただ、1990年代から継続してIT系ニュースを提供しているサイトを私がインプレスWatch以外に知らないというのが原因でして。他のサイトって、大抵はリニューアルと称して古い記事を消してしまったり、サイトそのものの興亡があったりで、古い記事を継続的に提供してくれないのよねぇ。どっかいいところないかしらん。
2012年2月5日
削除依頼は今日はとりあえず11件対処。1件は依頼者取り下げにより存続終了。あと他に1件、コピペ立項案件。問題ないということで存続で合意しているんだけど、記事を見比べてみると段落一つだけ丸々コピーしているものがあった。ということで、その点をどう考えるか問いかけるコメントをしてみた。
もう1件コメント。サッカークラブの所属選手のカテゴリの削除依頼なんだけど、議論を探してみると多数のカテゴリが改名提案されて、それが一旦ストップしている模様。その後、どこかで進展があったのか探してみたけど見つからず。議論の進展も気になるし、多数挙がっていた内の一つだけを削除依頼というのもどうかと思うので、一旦「プロジェクト:サッカー」などに持ち帰ってはどうかとコメント。
今日は日曜日なので時間はある。ということで、更に対処できそうな案件に手を付けて、7件版指定削除。正直、しんどい。版指定削除は単なる削除に比べると、めっちゃしんどいのよ。削除は極論すればワンクリックで済むのでそんなに大変ではない。もちろん、依頼理由に合致するかとか確認したり、削除後のノートへの誘導や報告などもあるけど、それも合わせてもまあそれほど大変ではない。しかし、版指定削除の場合、対象となる版にそれぞれ問題の記述があることと、それ以外の版に問題の記述が漏れてないか確認しないといけない。これがめっちゃ大変。随分前に問題記述が行われ、それに誰も気付かずに編集され続けて、最近になって気が付いた人が削除依頼してきたとかだと、削除対象となる版が何十にもなったりするわけで。それを全部確認するのが大変なのよ。という作業を7件も続けたので、かなり疲労困憊。ああしんど。
あと1件存続票。プライバシー侵害が指摘されていたんだけど、ぐぐったら新聞記事がヒットしてそこで公表されていたので。
削除依頼とは全然関係ない話。ウィキペディアのテキストのフォントサイズが少し小さくなった。まあCSSが改訂されたんでしょう。ちなみにCSSというのはカスケーディング・スタイル・シートのこと。要約するとウェブページのデザインを設定するもののこと。
少し前にもフォントサイズが小さくなることがあったんだけど、そのときはしばらくしたら元に戻った。今回も戻るのかな。小さいのは少し見難いような気もするけど、慣れたらそれほどでもなかった。けど、慣れた頃に元に戻ったんだよね。お知らせとかには特に告知はされてないんだけど、誰がいじっているのかな。MediaWikiと一緒に財団のスタッフがいじっているんだとしたら、その中の一プロジェクトであるウィキペディア日本語版では関知できないところではあるんだけど。
索引の赤リンク除去も少し作業。
一週間前に私がブロックしたIPユーザさんは、ブロック明けから早速荒らし投稿を再開。うひゃーん。ていうか、ブロックが明けるのをきっちり待って作業するというのも律儀だよなぁ。その律儀さを他に生かせばいいと思うのに。このIPユーザさんは他の管理者さんによって更に長期のブロック対処がなされた。ほんと、これで収まってくれるといいんだけど。
「GIMPS」に少し出典を付ける。GIMPSというのは、分散コンピューティングによってメルセンヌ素数を発見するプロジェクト。メルセンヌ素数については説明が面倒なのでぐぐってください(^^)。でまあ、なんでこの記事に出典付けたかというと、例によってそういうのが私が好きだからです(笑)。
2012年2月6日
削除依頼は1件削除、1件特定版削除。あと、版指定・特定版削除の確認を4件。ぜいぜい。即時削除は5件削除対処。
索引の赤リンク除去作業もぼちぼちと。だいぶ終わりが見えてきたかな。
2月3日に取り寄せを依頼していた本を図書館で借りてきて確認したけど、問題の個人情報は掲載されてなかった。がっくし。ただ、ウェブでは公開されている情報なので、プライバシー案件としての削除は必要ないのではないかな。ということで存続票を投じておく。記事に出典として記載できると更によかったんだけどねぇ。
2012年2月7日
削除依頼は1件即時削除として対処。
おっとデータベースダンプが更新されている。2月6日版。早速ダウンロード。しかしこのダウンロードもどんどん時間が掛かるようになってきたなぁ。今でだいたい2時間くらい掛かっているかな。うちの回線がそんなに速くないというのもあるかもしれないけれど、ダンプが巨大というのが何より問題として大きいよな。どうしようもないけど。ちなみに現状で圧縮状態で1.4GBと1.7GB(データベースダンプはいくつも種類があって、そのうちの2種類をjawptoolでは使うようにしている)。展開すると6GBと8GBにもなる。ふはー。で、ようやくダウンロードして展開できたので、いつものバッチを実行。これも時間がかかるんだよなぁ。
索引の赤リンク除去。あと少しで終わりそうということで、頑張ってやってなんとか終了。とりあえずToDo一つ完了。もっとも、これで索引から赤リンクが完全に無くなったわけではない。その理由は、一つには常に編集され続けているウィキペディアにおいては赤リンクも常に新規に生まれているだろうこと。もう一つは、作業の効率化を考えて一つの索引記事に赤リンクが3個以下のものは作業の対象外にしたということ。これでだいぶ作業対象を減らすことが出来た。こうすることで、瑣末な編集で版を重ねることもなくなるというメリットもあるしね。索引記事は大抵巨大だから、版を一つ重ねるだけでも容量を食うわけだから。
2012年2月8日
jawptoolのバッチは無事に終了していたのでレポートの差し替え。
削除依頼は3件削除対処。即時削除は10件。その内コモンズに移動された画像は9件。
それにしても、この画像の問題も深刻だよなぁ。理想は、特別な理由が無い限り全ての画像ファイルはコモンズにあるべきなわけで。実際、「Wikipedia:全言語版の統計」を見ると、いくつかの言語版ではファイルはほぼゼロというところがある。まあ、それぞれに歴史的経緯があるだろうから、一概に言えるものではないんだろうけれど。
でまあ日本語版ウィキペディアについてもそれはそれで10年の歴史があるわけだから、これまでの蓄積ということで、現状7万以上のファイルを擁している。コモンズへの移動作業をされている方が何名かいらっしゃるようなんだけど、いつになったら全ファイルの移動が完了するのかわからない。どうするのがいいんだろうねぇ。まあ私が一人で心配しても仕方がないことなんだけど。
ちなみに「Wikipedia:日本語版の統計」を見ると、今もファイルが増え続けているというのはどうなんだろう。コモンズが出来たのが2004年のことだそうで、それからもう8年にもなる。ウィキペディア日本語版でも、現在は新規の画像は基本的にコモンズにアップロードするように案内するようになっている。にも関わらずコモンズではなくウィキペディア日本語版にアップロードするのは、どういう理由からなんだろうか。著作権の関係でコモンズには上げれないけれどウィキペディア日本語版には上げられるということがあるから、そういう場合にはウィキペディア日本語版にアップロードするのも分かるんだけどね。
2012年2月9日
削除依頼は15件削除対処。うわ、結構一杯対処したな。そんなに作業したとは思わなかった。即時削除は13件削除対処。こっちもたくさん処理したなぁ。
2012年2月10日
削除依頼は5件削除対処。
2012年2月11日
削除依頼は7件削除対処。2件存続。版指定削除を1件。即時削除を3件。版指定削除の確認を3件。削除処理ばっかりで、他の作業もしたいんだけど手が付けられない?。時間が足りない?。
2012年2月12日
削除依頼は8件対処。6件が削除で1件が版指定削除、1件存続。即時削除は3件削除。
今日は少し余裕があるので、たまには荒らし対処もお手伝いしようかと思い「Wikipedia:管理者伝言板/投稿ブロック」「Wikipedia:保護依頼」「Wikipedia:進行中の荒らし行為」などを眺めてみる。いや、一応普段からもちょこっとは眺めているんだけど、大抵は他の管理者さんが対処済みなのと、あまり時間がなくて案件について詳しく調査できないので対処できてない、なんてのは言い訳なんだけど。
で、対処の必要そうな案件があるかなぁと眺めていると、IPユーザによる荒らしが1件。現在進行形ではないけれど、昨日にもまとまって記事破壊を何件か行っている。とりあえず破壊された記事は巻き戻しておく。即座に短期ブロックしてもいいけど、一縷の望みをかけて会話ページに案内テンプレを貼って様子をみてみることに。気弱な対処だ。
「Wikipedia:出典をつけよう大会」にはエントリーはしていないけど、記事に出典をつけるのはいいことなので少しでもやろう。ということで作業。先日「奈良マラソン」に出典がいくつか付けられたので、マラソン大会に絞って出典を探してみる。
といっても、単純に大会名でぐぐると、そのマラソン大会に参加した個人ブログなどが大量にヒットするので出典を探すのには向かない。こういうときに役に立つのが47NEWS。以前ウィキニュースの出典の残存率を調べたときに、ほぼ全部残していたのがここ。ということで大会名で47NEWSで検索して、出典として使えそうなものがあれば加筆していく。
残念ながら、そんなにうまく出典がみつかるものではなく、出典が付加できたのは7記事だけだった。それも、その記事の記述の全てに出典が付けられたわけでもないしね。
あと作業してると、マラソン大会の記事だと優勝者が誰とかニュースに掲載されている。その人物の記事をウィキペディアで探すと無出典だったりする。なのでそこにも出典を付けようとしたりとかしたけど、しかしこれはきりが無いので今はやめておこう。また時間が取れるときに、少しずつやろう。
先ほどのIPユーザさんは、他の管理者さんによって1ヶ月のブロックになった。うーん、私がブロックすべきだったのかなぁ。判断が甘かったのか。難しい。
たまたま見かけた記事。「宙船/do! do! do!」。全く出典が付いてない。もちろん、要出典のタグが貼られている。別にTOKIOのファンでもなんでもないけど、こらくらい有名な曲なら出典はいくつか見つかるだろうと、47NEWSを起点に出典探し。いくつか見つかったんだけど、探している途中に英語版の「Sorafune/Do! Do! Do!」が見つかった。これにはなんと10件以上の出典が付けられている!えー、それは……。やっぱあかんじゃろ。日本語の曲なんだから、日本語版の記事が一番ちゃんとしてないと。よく「英語版のウィキペディアはちゃんと出典があるのに、日本語版は全然」という話を聞くけれど、こうして見せつけられると、そうなのかもしれないとも思うな。
じゃ英語版が何でも素晴らしいかというと、そういうわけでもない。個人サイトなども出典にしていたりして、その点はちょっといまいち。ということで、使えそうな出典だけをいただいて日本語版の記事に出典をいくつか付けた。
荒らし投稿の報告があったので、3日間のブロックして対処。もう1件未対処のがあったんだけど、現在進行形ではないので会話ページにテンプレを貼って様子をみてみる。
2012年2月13日
削除依頼は2件削除対処。
2012年2月14日
削除依頼を13件削除対処。うわ、そんなになったか。即時削除は1件だけ削除。
2012年2月15日
削除依頼を2件削除対処。1件間違えて記事ではなく削除依頼ページを削除してしまった。うわちゃー、やっちまったよ。いかんね。反省。
2012年2月16日
今日はなんだか気が乗らないので削除処理はお休み。
なんとなくMetaを眺めていたら、「Wikimedia Japan」というものを見つけた。
あ、ちなみにMetaというのはウィキメディアプロジェクト全体に関することを議論したりする場所ね。ウィキペディアに関する事ならウィキペディア内でやればいいけど、複数のウィキプロジェクトに関することだと、どこかのローカルでやるのは適切ではないからMetaという場所があるわけ。と偉そうに書いているけど、私はこれまでほとんどMetaを見たことがなかったんだけど。
で、そこでWikimedia Japanというページを見つけたわけ。具体的には、日本国内におけるオフラインでのウィキメディア活動について考えるということでいいのかな。将来的にはウィキメディアプロジェクトの日本支部を設立することも視野に入っているようだけど、それは当面は議論の対象ではないようではある。まずはどういうところからできるか相談しましょうという段階なのかな。まだ活動は始まったばかりのようだし。
始まったばかりというのは正確ではなくて、実は以前にも日本支部設立の動きはあったことはあった模様。でも頓挫して議論も停止してしまったと。なので、その反省も踏まえて仕切りなおしているという感じではないかな。
で、とりあえずの活動として、週に1回毎週日曜の正午にIRCでミーティングを行っているらしい。興味があるので、次回のミーティングには参加してみようかな。
2012年2月17日
削除処理をしようと依頼を眺めたら、なんだか案件が物凄くいっぱいある。なんでこんなに多いの?手を付ける前に心が折れてしまったのでパス。ごめんなさい。週末にまとめて作業します。
2012年2月18日
昨日に続きウィキブレイク。どうもここんところ不調というかいまいち……。
2012年2月19日
今日はちょっと気合を入れて削除依頼対処。積みあがっているもののうち、対処可能なものを処理したらなんと23件削除対処。そんだけサボっていたということでもあるなぁ。ちょっと反省。
2012年2月20日
今日はまとまった時間が取れたので、久しぶりに国会図書館に出かけてみた。
まず探す資料は「ホノルルマラソン」関係。この記事は既にいくつか出典を付けたんだけど、「時間計測システム障害問題」という節が出典が付けられていない状態のままになっている。この障害は2007年のことで、実は私はこの年にホノルルマラソンを走ってる。だから障害があったことは知ってるし、実際にこの障害のおかげで自分の正確なタイムは計測できなかった。ということを私は知っているんだけど、それではダメなのがウィキペディア。ちゃんとした出典がないとね。
ということで、当時のランニング雑誌を何点か調べてみたんだけど、トラブルというネガティブ情報は積極的には取扱わないようで、どの雑誌もほとんど掲載されていなかった。がっくし。仕方がないのでこの件は諦め。
次の目標は月刊アスキー。何かというと、私が出典が無い状態で立項した「Crobots」という記事。英語版からの翻訳記事だったんで、元の英語版にも出典が無いのもどうよとは思うんだけど。で、出典を付けようと思うんだけど、記憶が確かなら1990年頃の月刊アスキーにCrobotsの記事が載っていたような気がする。なのでそれを調べようと思ったんだけど、国会図書館では「作業中」となっていて現在閲覧不可。がーん。関西館から取り寄せも可能なんだけど、関西館ではこんな古いものは蔵書してなかった。これも諦めるか。もしくは都立図書館に蔵書してるかもしれないから、そっちを当ってみるかな。
今日の最後の目的は「松尾泰一」。知らなかったんだけど、イーバンク銀行の創業者だそうな。それが削除依頼に掛けられていて削除されそうになっている。実際、現在の記事は定義文しかないというひどいスタブで削除されても仕方がない状態。別にこの記事を救済する義理はないんだけど、なんとなく気になったので加筆することにしてみた。蔵書を検索して、インタビューなどが掲載されている雑誌や伝記本を閲覧。更に新聞記事検索を掛けていくつか記事も閲覧。これだけ材料がそろえば、とりあえず現状よりはマシに出来るかな。
帰宅して、調べた情報を元に「松尾泰一」に加筆。結局大した記事量にはならなかったけど、調べ物の起点という役には立てる状態にできたのではないだろうかと思う。これで削除されずに済むといいなぁ。
2012年2月21日
データベースダンプが更新されてる。ということでダウンロード。バッチ実行。バッチ完了でレポート差し替え。
2012年2月22日
ちょっとウィキブレイク。
2012年2月23日
削除依頼を13件対処。11件削除で、2件が存続。
2012年2月24日
削除依頼を3件削除対処。
2012年2月25日
削除依頼を6件削除対処。版指定削除の確認を2件。
2012年2月26日
削除依頼を15件削除対処。版指定削除の確認を2件。版指定削除の確認が結構溜まっているんだけど、一つ確認するのでも結構消耗するので、今日は2件でご勘弁を(←誰に言っているんだか)。
2012年2月27日
いろいろあって削除依頼を1件削除対処しただけ。
2012年2月28日
削除依頼を2件削除対処。1件は版指定削除をしようとしたんだけど、最新版も対象になっているのをうっかりしていて失敗。最新版は版指定削除できないのだった。ということで特定版削除でやりなおしたんだけど、ここでもなぜかうっかりと復元する版を選択するのを間違えて、2回もやり直してしまった。うわーん。かなり凹んだ。しくしく。
せっかくなので版指定削除と特定版削除についてちょっと解説してみる。削除依頼に関わってる人以外では知らない人も結構いると思うので。
ウィキペディアのシステムであるMediaWikiでは、全ての編集履歴が保存されている。その履歴の内、問題のある版だけを削除する方法として版指定削除と特定版削除がある。なんで二種類あるかというと、まあ歴史的な理由があるのと、出来る事とライセンス上の扱いの違いがあるからといったところ。
作業手順的には、版指定削除の方が分かりやすい。履歴の内、問題のある版を単純に削除する。実はMediaWikiにおいては正確には削除処理というのは存在しなくて、閲覧できなくなるようにフラグを立てるだけの処理ではあるんだけど。でもまあ、一般の利用者からは閲覧できなくなるので、意味的には削除ということになるでしょう。
一方特定版削除の方はちょっとややこしくて、問題のある版だけを別の記事に移動してその記事を削除するという手順になる(実際にはもうちょっと複雑な手順だけど、意味的には大体こんな感じ)。特定版削除というか、履歴分断削除といった感じ。
以上が手順の違いだけど、出来る事に多少の違いがある。版指定削除では履歴のうち最新版を削除することが出来ない。だから最新版を削除しなければならない場合は特定版削除をすることになる。特定版削除はどの版でも削除は出来るんだけど、ライセンス上の問題で初版の削除は出来ない。なぜなら、ライセンスで履歴の継承を行うことになっているから。初版を削除してしまうと、初版にあった記述を以降の版が履歴継承していないことになってライセンス違反になってしまう。一方版指定削除では版の本文は閲覧できなくなるけど投稿者や投稿日時は閲覧できるので履歴は継承されているとみなされる。だから初版でも版指定削除は可能。
昔は特定版削除しかなかったので、初版に問題があった場合には記事自体を削除するしかなかったんだけど、今は版指定削除が出来るようになったので、初版に問題がある場合でも版指定削除で対処できるようになっている。
さっきも書いたけど特定版削除はきちんと行わないとライセンス違反の状態を生み出しやすい。具体的には、差し戻しが完全に行われている場合と、問題の版から最新版まで全て削除する場合。これ以外の場合は特定版削除を行うと基本的にライセンス違反になる。なので、削除依頼の議論では特定版削除で合意されていても、履歴の状態によっては管理者判断で版指定削除になることもある。まあ、作業内容的にも版指定削除の方が楽なので、どっちでもいいなら版指定削除を選択するということもあるんだけどね。
2012年2月29日
削除依頼は今日は対処できる案件が無いかなぁ。ということで今日はウィキブレイク。2月も終わりだねー。