近所でローラーシューズで歩いている(滑っている?)子供を見かけて思ったんですが、ローラーシューズって色んな意味で危険ですよね。
- ちゃんと歩けない
- ローラーシューズの特徴として、普通に歩くことも出来るとあるわけですが、実際にはローラーシューズでは歩けないですよね。踵着地が出来ないから、中足からつま先で着地しなければならず、ウォーキングフォームが大きく乱れることになります。続けていると、腰や膝に負担が掛かるでしょうね。成長期の子供の骨格にこのような無理な負担を掛けるのは危険だと思います。
- 後傾姿勢になる
- ローラーモードの場合は、踵に重心を掛けるために、どうしても後傾姿勢になります。ということは、万一こけた場合には、後ろに倒れる可能性が高い。うまくお尻や手で着地できればいいですが、出来なかった場合は後頭部を強打するという事態になる可能性があります。スキーとかスケートでもそうなんですが、前傾姿勢は比較的安全なんですよ。こけても手を突きやすいし、そもそもこける方向に視界が開けているから反応できる。しかし、後傾姿勢でこけると危険です。
- プロテクタを着けない
- これはローラーシューズ自体の問題ではないですが、ローラーシューズを履いてプロテクタ着けている子って見かけないですね。インラインスケートとかだったら、プロテクタ着けるのが普通だと思うんですが、2で書いたとおりインラインスケートよりもローラーシューズの方が危険なのに、プロテクタを着けない。多分、普通の靴の延長でとらえているからだとは思うんですが。
- 人ごみでも平気で滑っている
- これまたローラーシューズ自体の問題ではないのですが、靴の延長で捉えられているからか、人ごみなどでも平気で滑っている子が多いです。しかし、既に述べたとおりローラーシューズは不安定で危険な履物ですので、転倒する可能性もある。そうした場合、転倒した子はもちろん、周囲に居た無関係な人にも怪我をさせる可能性もあります。
ということで、少なくとも現行のローラーシューズは危険な代物だと思いました。