今日はシューズマスター野村氏のボディバランス測定会。ということで都立産業貿易センターまで行ってきました。
詳細が事前によく分からなかったんだけど、行ってみてある意味驚いた。45分の時間内、完全に1対1で測定と指導をしてくれるのね。そんな贅沢な会とは思わんかった。ということで存分に話を聞いてきました。
まずは測定器に乗ってボディバランス。リラックスして立ってー、というのでその積もりで立った状態がこれ。(以前はここに結果シートを掲載していました)。自分としては自然にバランスよく立っている積もりなのに、実際にはすごくアンバランス。以下、解説してくださった内容。
- 左足はわりとまっすぐに向いている。
- 右足は前荷重かつ外向き荷重。親指に充分力が入らず薬指が緊張している。
- 全体的に足は緊張状態。常にどちらかに動こうと身構えている状態。足指も踏ん張っている。
- 踏ん張っているので足のアーチは落ち外反母趾になっている。
- 軸足は左足。右足の力で走っている。左足は比較的楽をしていて、右足が苦労している。
- 右足は外向きに向いているため、走るときは右足が常に巻き込みながらになっている。それだけねじれが掛かっていれば、右ひざが故障するのは当たり前。
- 足がこれだけ緊張しているのは上体を支える筋力不足。腹筋や背筋の筋力不足。
- 上体は自力で支えられておらず、腰に乗っかった状態になっている。
- 多分腰にも負担が掛かっている。現時点で腰痛が無いのは幸いだが、今後出るかも。
改善のためのトレーニングとしては、
- 腹筋。ゆっくり、腹筋に力が入っているのを確認しながら。体を下ろすときに時間を掛ける。すばやくやっても筋トレにはならない。10回やって10分インターバルくらいがちょうどいい。言葉は悪いけど「だらだらトレーニング」TVを観ながらCM中になどがいい。
- 腕立て伏せ。出来るだけ手の幅を広げて。肩幅でやると楽だけど、これだと腕の筋肉しか使わない。目的は背中の筋肉。ここを鍛えれば背筋を伸ばした姿勢が保てるようになり、呼吸も楽になる。
- スクワット。足を広めに、かつ足先を外向けに。大事なのは膝がつま先より前に出ないこと。前に出ると太腿の筋トレになってしまう。目的は臀部周り。
などを教えていただきました。
また、足も筋肉もこれまで一番楽な部分だけを使ってきているので、トレーニング前にラインウォークやシャトルランを取り入れて、脳にもっといろんな筋肉が使えることを教えてあげるといいとのこと。
もちろんGT-2100も持っていったんで、シューズマスター直々に正しいシューズの履き方を実践していただく。一応レポートを見てやり方は理解したつもりだけど、やっぱ違うなぁ。野村さんも言ってたけど、細かいニュアンスは直接でないとなかなか伝わらない。
それと、普段履きの靴も軽く見ていただいて、割といい靴だと評価してもらえた。シューズマスターのブログを見るようになってから、ヒールロックを意識しながら選んだだけに、そう言ってもらえると嬉しい。しかし、いい靴を履いているだから、普段から正しい履き方をしましょう。だってこっちの靴履いてる時間の方が長いんだからと指摘されたのには赤面。まさにそのとおり。ということで、早速その場から正しい履き方をする。ただ、この履き方って時間掛かるから、急いでいるときとかはなかなか大変なのよね。そういうときは楽に引っ掛けるように履いちゃうかも。いかんなぁ。
ということで、1時間弱の非常に濃密な指導を受けてきました。あとはこれをちゃんと実践していかないと意味ないのよね。