新年走り初めはハイテクハーフマラソン。去年、無念のリタイアになってしまった大会なので、今回はそのリベンジで完走したい。と申し込み時には思っていたのですが、先月に手術を受けてしまいまして。傷口がふさがるまでは運動禁止ということで、三週間にわたってトレーニングが出来ない状態になっていました。それだけトレーニングを禁止してると、当然に体力も落ちます。年が明けてからトレーニングを再開したのですが、ハイテクハーフマラソンまでは一週間しかありませんでした。たった一週間でどれだけ体が戻せたのか、非常に不安な状態でスタートラインに着くことになります。
この大会は、事前受付方式なので会場に着いても特にすることはありません。今回はウェアも着込んできたので着替えもありません。手荷物だけを預けて、あとはスタートまで軽く体をほぐしながら待ちます。スタートは上流下流に分かれてのウェーブスタートなので、六つのグループに分かれてです。私は最後のグループでしたので10時30分スタートでした。体の状態が状態ですから、ゴールが閉鎖されるまでの時間が短くなってしまう最終組はちょっと辛い。自己申告タイムでグループを振り分けられていると思うのですが、遅い人を遅いグループにしてしまうと制限時間に引っかかりやすくなってしまうので、この点は改善して欲しいなぁ。って去年も同じことを書きましたね。
ともあれ、スタートです。グループが分かれますが、それでもスタート直後がそれなりに渋滞します。人混みに混じって走って、最初の1kmは7分20秒ほど。まあまあでしょうか。今回は2時間半ぎりぎりのタイムでゴールできればそれでよしと思っていますので、キロ7分ペースを想定しています。ちょっと遅いですが、去年のこの大会ではそこでペースアップしたら一気に足を消耗してしまったという後悔がありますので、ペースが遅くても無理はしません。足なりに走ることに徹します。
5kmで36分と、ペースは7分ちょっとを維持。しかしこのあたりから急に足が重くなります。やはり三週間のブランクが効いてますね。こりゃペースダウンかなぁと思ったのですが、意外とペースは落ちなかったようで折り返し点でのタイムは1時間17分ほどでした。だいたい想定通りのペースではありますが、事実上ゴールは無理になりましたので、だいぶ心が折れてきました。正直、あんまり走る気がなくなってしまったので、とっととバスに収容して欲しいとも思っていたのですが、まだバスがくる時間ではありません。とりあえず行けるところまで行こうということで走り続けます。
なんとか走っていたのですが、14kmを過ぎたあたりから一気に足取りが重くなります。ペースもみるみる遅くなってしまい、15km付近でとうとう歩き始めてしまいました。うーん、去年に続いて今年もだめだなぁ。
その後、しばらく歩いて回復したら少し走って、疲れたらまた歩いてを繰り返し。なんとかゴール地点にたどり着いたときには、手元の時計では3時間3分6秒でした。もちろんゴールは閉鎖されてますから、タイムは無しです。うーん、悔しい。情けない。悲しい。自分がふがいない。ううーー。
ということで、後悔と自己嫌悪の気持ちが残るだけの新年一発目のマラソン大会でした。
その他、備忘のために反省点を二つばかり。一つは天候が曇りで気温も低めだったため、かなり寒かったのに防寒対策をしなかったこと。走ってる間は平気だったのですが、歩き始めてしまうと体が冷えて固くなってしまって走れなくなるという悪循環に陥ってしまいました。
もう一つは、後半になって猛烈に空腹になったこと。給水は5kmおきにあるのですが、ハーフの距離ですので給食はありませんでした。なので、後半に入ってからはひたすら空腹を我慢しながらとなってしまいました。ハーフだから大丈夫かなとたかをくくって補食を持たずに走ったのは失敗でした。必ずブドウ糖タブレットなどを携行しておかないといけませんね。