100話で心折れるスタートアップ

2022/10/19作成

えい@100話で心折れるスタートアップ

Twitterで先日まで連載されていたスタートアップをテーマにした4コマ漫画です。私が知ったのは連載ももうほとんど終わりかけの頃でした。そっからさき、毎日更新の時間帯にはチェックして楽しみに読んでいました。綺麗に100話で終わったのもよかったと思います。と思って今見返したらおまけの101話があったのか。知らんかった。

私自身はスタートアップの経営をした経験はないのですが、スタッフとして働いたことはありますので、ああそういうのあるよなぁと共感できるところもいくつもあったのも楽しいポイントでした。

連載中も、連載が終わってからも、ネットではあちこちで感想が話されています。なかには批判もあります。多分最大の批判は、ウサギさんは起業したいだけでやりたい事業は何もないじゃないかってことじゃないかと思います。まあ、もっともな指摘ではあるんですよね。実際、起業指南本とかでも事業目的とか事業の軸をしっかり定めましょうってのも書かれていますし。当初の事業プランがうまくいかなくてピポットするにしても、軸は同じにしておいた方がいいわけで。それはそうなんですが、別にどうだっていいんですよ。結局スタートアップも勝てば官軍なので。会社が存続できれば、極端な話事業はなんだっていいんですよ。逆に言えば、どれだけ綺麗ごとを言っていても、潰れてしまえばおしまいです。それが事業というもの。

ウサギさんの100話に渡る行動をあれこれ批判するのもそれはそれでいいと思います。他人の行動から学びを得て自分の行動に生かせればいいですよね。ただ、批判するだけってのはどうでしょうかねとも思います。ウサギさんは実際に行動したという点では、ネットであれこれ言ってるだけの私を含めたネット民の誰よりも尊いとは思うんですよね。