前回、新宿東口献血ルームで献血しました。1都3県の献血ルーム全て(運転免許所内を除く)をまわり、しかも記念すべき100回目。感動のフィナーレというところだったのですが、そこで見たのが東京八重洲献血ルーム開設のポスター。せっかく制覇したと思ったのに、新しく出来たら行かなきゃいけないじゃないですか。鉄道趣味には全線完乗という分野がありますが、完乗を果たした人は新線開通の度に乗りに出かけて完乗を維持し続けるそうですね。献血ルーム巡りもそれに似た感じでしょうか。いや、誰も全部行けとはいってないんですけれども。
ともあれ、やってきました八重洲献血ルーム。といいたいところなのですが、これが探すのに手間取った。YANMAR TOKYOという複合ビルにあるそうなのですが、近辺を探してもどこにも献血ルームこちらというような案内がないんですよ。これまであちこちの献血ルームに行ってきましたが、例外なく案内が充実してました。近くに行けばいやでも案内看板が目に入り、あんまり詳しく場所を調べてなくても迷うことなくたどり着けたんですね。でも、ここにはそういうのが全くないんですね。なんでかなとよくよく考えたら、ここって予約専用の献血ルームなんですね。ウォークインの献血者を求めてないので、案内もしてないってことなんでしょう。
ということで迷いながらも、なんとか東京八重洲献血ルームにやってきました。中に入ってしまえばいつもの献血ルームですね。とはいえ、ここは前述の通り予約専用ですし、また血漿成分献血専用というのも独特です。全血専用の献血ルームは普通ですが、成分献血専用ってのは珍しいですね。
こちらの献血ルームでスゴいなと思ったのは、東京駅八重洲口目の前という立地だけあってステーションビュー。待合室の窓際の席に座ると東京駅が目の前です。しかも、採血ベッドも全て窓際を向いてますので、献血中もステーションビュー。これはなかなかいいですね。
採血ベッドは12床なのですが、このベッドがまたスゴい。献血ルームベッドはいかにも医療用ベッドっぽい外見をしています。ってまさしく医療用そのものなので当然なのですが。しかしここは違う。ベッドのシートはおしゃれな模様になっていますし、ベッド自体もかなり大きくてゆったりしています。また、隣のベッドとの間隔もかなり広く取られている上に、簡易パーティションがあって隣と視線が合わないように配慮されているという。成分献血ですから献血の時間は長くなるわけで、その時間が快適に過ごせるように配慮されていました。
という感じで101回目のプロポーズではなく101回目の献血が無事に終了です。我ながらネタが古いな。いいんだけども。そもそもドラマ観てないけど。献血中の読書は「海獣学者 クジラを解剖する。」。この本、以前図書館で借りて読んだんですけど、あまりに面白かったので買って読み直してるんですよね。海獣の話ももちろん面白いんですが、なんといっても著者の田島先生が面白い。ほんとに海獣が好きなんだな、この仕事が好きなんだなというのが行間から伝わりまくってくる。田島先生を発掘した編集者さん、グッジョブですね。
- 所在地
- 東京都中央区八重洲二丁目1番1号 YANMAR TOKYO 3F
- 最寄り駅
- 各線東京駅
- 電話
- 03-6665-6911
- 公式サイト
- https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/tokyo/place/m1_01_17_room.html